ジャスダックは1991年10月に導入された株式店頭市場機械化システムを指し、英語名Japan Securities Dealers Association automated Quotationの略で、日本証券業協会が1963年に制定した「店頭登録制度」が前身となる日本最大の
ベンチャー市場です。

ジャスダックの前身は日本店頭証券株式会社といい、二度の称号変更を経て平成16年12月13日から株式会社ジャスダック証券取引所としての業務を開始しました。

かつては証券会社の店頭で株式を売買していたため店頭市場と呼ばれていました。

 
日本の株式市場で唯一オークション方式とマーケットメイク方式という異なる二つの売買手法を採用しています。

この二つのシステムを総称して「JASDAQシステム」と呼んでいます。

東京証券取引所と比べると小規模の新興企業の株が多くなりますが、中には楽天のような時価総額1兆円を超える企業の株も上場しています。

ジャスダック株価指数というのはジャスダック上場株式の全銘柄の株価を集計し、指数化したものでジャスダック市場全体の動向を把握することができます。

日経ジャスダック平均株価とも言われます。