体脂肪を減らすことを目的に何かをするなら、とりあえずカロリーコントロールと基礎代謝を上げる事を始めるのがいいです。
もちろん基礎代謝を上げると脂肪は減りますのでこの考えでOKですよね。
それでは基礎代謝と体脂肪との関係性に着目してみましょう。
まず、基礎代謝とは心臓の運動や一定の体温を保つ為に使われている、生命を維持していく上で必要なエネルギーの事です。
このエネルギーは意図的に体を動かさなくても必ず消費されるので、基礎代謝の量が多い人ほどエネルギーが消費され、脂肪を溜め込まない人といえます。
そして基礎代謝の量は人によってバラバラで、筋肉量の多い人ほど基礎代謝が高いと言われています。
ですので基礎代謝を上げるには、筋肉の量を増やす事が一番の近道といえるでしょう。
さて、筋肉量を増やさずに体脂肪を減らそうと、無理なダイエットをするとどうなるでしょう?
――基礎代謝を低下させてしまう事になるので注意が必要です。
人の体は体内に摂り込まれるエネルギーの量が少ない場合、筋肉をエネルギーに変化させる事で生体活動に対応しようとします。
当然、筋肉の量が減っていき、基礎代謝の量も低下するので、太りやすい体となってしまうのです。
痩せるためにダイエットをしているのにこれでは無意味ですね。
ダイエットをするなら運動をして筋肉量を増やし、基礎代謝の高い体をつくりましょう。