家族や親せきに頭を下げてお金を借りる……できればそんなことは避けたいですね。

しかし、もう借りるしか方法がないような切羽詰った時もあります。
そんな追い詰められた状況になると頭の中にサラ金を思い浮かべてしまいがちなのですが、そんな時ほどサラ金は使うべきではないです。

返済能力がない時に他人からお金を借りると後で困りますから。

確実な返済のあてがあるならサラ金を利用するのもアリなのかもしれません。
よく聞く言葉ですが、金利を把握し、計画的に返済していく見通しがある、それならサラ金からお金を借りてもいいと思います。

ただし甘く見積もってしまい半年以上返済が長期化すると、借金の泥沼に足を踏み入れることになるかもしれません。

返済能力を超えたキャッシング利用は論外ですし、返済までに何年もかかるような借金は危険が多すぎるのでやめましよう。

 

では実際にお金を借りようと考えると、やはり安い金利のところで借りたいですよね。
そして、できれば他人に知られないようこっそりと借りたい、と思うでしょう。

しかし、そういった利用者の気持ちを理解した悪質なサラ金業者には十分気を付けなければなりません。

また弱みに付け込む詐欺師にも気を付けましょう。

例えば「手軽にキャッシングの利用ができます」「どんな条件の人でも必ず融資できます」などの甘い広告で誘う紹介屋。

驚くことに、この時紹介されるのは広告の業者ではなく全く別の業者なのです。
金融業など営んでおらず、自社とは全く関係ないサラ金業者に連れて行かれるのです。
彼らはその手数料で儲けています。

次に釣り広告を使い「債務を低利で整理します」などという文句で多重債務者を誘う整理屋。

『サラ金業者と多重債務者の間に弁護士を仲介して返済額を少なくすることができる』と借金の整理を勧め、債務者に良い条件での返済計画を立てると「整理手付け金」という名目で金を取ります。

しかも用意した返済金を整理屋が奪ってトンズラする虞もあります。

そして悪徳金融業者といえばヤミ金でしょう。

ここは無登録のサラ金業者であり、10日で1割(年利365%)などと、出資法上限を超えた高金利を取ってきます。
違法な輩ですので、高圧的な脅し、時間外連絡など違法な借金の取り立てをしてきます。

「今、お金が必要なんだ。どうしよう」その悩みにつけこみ、甘い言葉で誘ってくるのが悪質業者です。

どうしても借りなくてはならない場合は、冷静に業者の実績や貸金業者登録番号を必ず調べてからにしましょう。