東証マザーズは、東京証券取引所が開設した新興企業用の株式市場です。

情報通信・ソフト開発など、今後の成長が期待できる分野、事業をもつ会社を上場の対象にしています。

そのため、東証1部、2部に比べると株を上場させる基準が緩く、赤字企業でも基準を満たせば上場することが出来ることが大きな特徴となっています。

株式の取引は東証1部、2部と同様にオークション形式を取っています。

 
東証マザーズに上場することは東証1部に上場する近道だと言えます。

大阪にあるUSJが大証ヘラクレスではなく、東証マザーズに上場したことも話題に上ったことがあります。

またSNS「mixi」や求人サイト「Find Job!」を運営する株式会社ミクシィが東証マザーズに上場したことは大きなニュースになりましたしまた株は大人気でした。

上場初日は大量に買い注文を集め、公開価格155万円に対して315万円買い気配にまで切り上げましたが、売買が成立せずに初値がきませんでした。

これらの例を見ていますと東証マザーズ株は大きな成長を期待できる企業の株が多いということと、東証マザーズに上場するということは東証一部につながるということがよくわかります。